屋久島登山

屋久島登山記録   

‘06-8/6

1.日程  7/21(定時後)~25

2.メンバー  はばっち/山馬鹿

3.コース実績
 7/21  19:30出発(諫早)―(高速経由)-1:30鹿児島へ(車中泊)
       [人吉~えびの間IC大雨で通行止め]

 7/22  8:35鹿児島発―(フェリーで移動)―12:30宮之浦港着/13:
       00発―(バスで移動)―14:40/45紀元杉…15:10/25淀川
       入口・・・16:00淀川小屋

 7/23  8:00淀川小屋・・・9:00小花之江河…9:33黒味分れ・・・黒味
       岳・・・10:33分れ・・・11:00投石岩屋・・・12:00/30栗生岳…
       12:45/13:20宮之浦岳・・・13:35分岐・・・14:20/15:00
       永田岳・・・15:45鹿之沢小屋

 7/24  7:40鹿之沢小屋・・・【花山歩道】・・・9:40大石展望台・・・10:30
       花山広場…11:20花山歩道入口…13:10大川林道入口・・・
       13:20/40大川ノ滝…14:30栗生橋―尾之間(ペンション
       ハロー)

 7/25  5:30ペンションー7:30宮之浦港―9:30鹿児島―12:30
       /17:30さつま町―出水&高速経由―23:00諫早

4.費用  ¥43,635/1人
        以下2名の金額

   食事:9,880/高速:14,000/ガソリン:7,170/フェリー:10,400/高速船:
   14,000/バス:3,440/駐車場:5,050/宿:12,050/タクシー:11,350/
   アルコール:5,930
    計=93,270

5.珍道中紀行文

仕事を終え、借用品をお借りし、待合せ場所の諫早駅前へ。約束の10分に
到着、既にはばっち君は来ていたが何やら仕事の電話で忙しそう。まさか、
大丈夫かなと思っていると、どうにか無事に終了。ホッとして出発、先ずは
近くのスーパーで食料の買出し、借用した鍋を店の中に持ち込み、これに
入るレトルト食品を選択。ガスを満タンにし、諫早ICより高速へ最初は東脊
振ICで降り通勤割引を…と思い気やなんと通常料金の表示  おかしいなぁ
と…(後日判ったことであるが、その日待合せ場所に行く際に載った諫早IC
までの区間で通勤割引は終わり、一回きりだった、大失敗)

快調に南下、事前に人吉~えびのIC間は通行止めとの情報があったので、
土砂崩れでもあったかなと思いながら車を走らせて行く、八代を過ぎ未だ雨
は降っていない。脊梁近辺の長~いトンネルを抜けると、そこは突然の激し
い雨、道は海になっていた。心臓バクバク状態、後から大型トラックが来て
いたが、思わずブレーキを、前がよく見えない状態。そこから約2km先には
事故車両が止まっており、警察が誘導していたが、またその様子も見えない
くらいの大雨、これが一日中降っていたことが(朝から通行止め)判り、恐ろし
いね~とはばっち君と、「ただ事じゃなかばい」と。我々が、人吉で降りる頃は、
八代~人吉IC間も通行止めになっていた。人吉~えびの間は一般道路を、
皆高速通れないので少し車も渋滞。そして結構な土砂降り、道がよく見え無い
状況で、少し迷いもした。どうにかこうにか、ループ橋を渡り、再びえびのから
高速に乗り夜中の1:30頃鹿児島のフェリー乗り場に到着。コンビニで寝酒を
買い、車中泊。エンジン切って窓を開けて寝たが、かなり暑苦しい。でも、何と
か仮眠はできた。長い長い初日の終了、大雨で結構疲れ果てた一日であった。

翌日のフェリーは8:30発、それでも5:30頃には目が覚める、年は取りたくな
いが、早く目が覚める。小雨の降る中ゆっくり準備をし、フェリーに乗り込む。
直ぐにはばっち君が麦酒を仕入れに、大きな缶を買って来た。朝っぱらから
こんなに飲みきらんばいと云いながら、今回の山旅の無事を祈り乾杯!
うまい☆ あっという間に空に、昨日の寝不足を補うために寝ようかなと思った
が、かえって頭が冴え、アルコールの調達へ走る山馬鹿が…いた。お目当て
の焼酎はお土産品だけ、そこでワインを一本購入。3階の快適ルームへ引越
し、飲みだす。こんなに酔って、今日は登れるかなと思いながら、でも20分?
程度で空に、その後おとなしくシャワーを浴び、小1h程度の眠りに着く。
はばっち君は船内で放映されていたビデオに夢中。約4hの時間が過ぎ、
宮之浦港へ到着。それでもフェリーの旅は快適であった、酒を飲むラウンジ?
(無料のテーブル&机)もあり、寝る場所もゆったり、レストランもある、時間が
許せる人々には絶対にお奨めである。

宮之浦港で外に出ると、お天気は回復、でもかなり暑い、頭がクラクラするくら
い。30分で、昼食とアルコールの調達が必要。二手に分かれ、私は昼食を
調達(中華料理屋でチャーハンを)、はばっち君は山行中の焼酎を調達し、
バスの出る2,3分前に集合、バスに乗り込みチャーハンを食べる、これがなか
なか良い味していた。途中で、バスを乗り継ぎ、2h弱で紀元杉に到着。下界は
晴れていたが、小雨が…(二人とも少し落ち込む) 淀川登山口入口まで歩き、
登山計画書を書きポストへ投入。タクシー待ちの本日下山した若いカップルが
いたので、今日の状況を聞いて見ることに。ガス&強風(&たまに大雨)で、
山頂(宮之浦岳)まで行けず途中で下ってきたと、とほほ 明日はどうなること
や?
淀川小屋に着くと、既に数人。でも少ない。3組、計7人。寝床をゆっくりと確保
し、焼酎で乾杯!今朝(1:30)から今日一日よく飲んだ~ 明日からどうにか
晴れてくれと願いながら夕食を食べ早々と床に着いた。夜中にヒメネズミの運

動会が、頭の近辺で…聞きたくない雨音も聞こえる。それと、シュラフカバー
だけなので、少々寒くなりカッパを出して着込みまた寝た。「長~い一日」で
あった。

翌朝朝目が覚めると、既にお日様は上がっていた。ガス、一緒に泊まった人々
はカッパを着て準備をしている、あ~ぁ今日もまた雨か…と二人少々落ち込み
ながら準備を。山小屋をゆっくりと出、歩き出す。小雨は止んでいた。最初は、
ゆっくりゆっくり、なんせ荷物が重い。それでも、コースタイムより早い時間。
初めは、黒味岳の姿が途中から見えていたが、分岐から登りだす頃はガス
で山頂が見えなくなってきた。あ~ぁ~あ~と落ち込みモードは深くなってい
く、約30分で山頂に。風が結構ある、ガスであまり何も見えない。5分程度
休憩していると、ガスが風で流れ出しこれから行く宮之浦&永田岳がなんと
姿を表した。やった~ と思わず興奮し叫んでいた。はばっち君が慌てて写
真を撮り、間もなく下山。黒味分岐から徐々に登りだすと、天気が回復して
きた。晴れてはいないが、曇りでガスも流れていってしまった。稜線を快適に
歩きながら、気持ちがいいなぁの連発。心地よい風も吹いている、この調子
であれば山頂からの眺めは良いぞっと。二人とも凄く元気になり、重い荷物
を忘れどんどん高度を上げる。但し、山頂手前でシャリバテ、少し早い昼食
を食べ元気になる。(ホットコーヒが美味い!)
約15分で山頂(宮之浦岳)に、そこからの眺めは360°見える、最高、海も
見える、最高!はばっち君と良かったね~と、感激!山頂にしばらく停滞し、
永田岳へ向かう。一度下ってからの登りはかなり堪えたが、心地好い疲れ、
なんとその疲れを吹き飛ばすような雄大な景色があった。永田岳も素晴らし
い山だ、登って来た反対側に見える風景は大崩山系とまるで同じよう。デカ
イ岩が山頂付近にあるのも、ここ屋久島の特徴である。ここでもゆっくり休憩
をとる。ここから鹿之沢小屋までの下りの道は、結構荒れていた。道がえぐ
れ侵食されている。小屋に着くと、先客1組(カップル)、その後一組(昨日の
淀川小屋で一緒だった2人)、3組計6名。鹿之沢小屋は石造りで、あまり
大きく無い。ここでハプニング発生、何と小屋の中にヘビがいるらしい、はば
っち君は何とか追い出そうと躍起になっていたが、無理だ~。マムシ以外で
あれば、問題無いと思いよく見るとかなり大きいアオダイショウ(たぶん)、
昨日寒かったこともあり、小屋の中になんとテントを張って寝ることにした。
食事前の焼酎3杯?で、かなり酔ってしまい(当然ながら私のみ;疲れが出
たのか?身体はどこも痛く無かったが)。いち早く先にテントの中へ、昨日と
違い暑い、カッパは当然着てないが、長袖も脱ぎたくなるような…。早く寝た
ので、夜中にトイレへ。トイレは少々遠いので、立ち○△□、ゴメンナサイ皆さ
ま。そんなこんなで、この日も過ぎていった。

翌日、雨が降っていた。この日は鹿之沢から花山歩道を下る、標高1600m
の下り。カップル組は永田歩道を、もう一組は昨日登って来た方向(淀川小
屋)へ。皆お互いの『無事の下山』をたたえながら、分かれる。最初、100m
程度登る。道は、マイナールートであるが、要所要所にはマークが。これが
頼り、但し、たまにはコンパスで確認、尚且つ下るルートは、地図をしっかり
頭の中にたたき込んだ。それというのも、このコース原生林の中で道を外す
と危ないとガイドブックに書いてあった。また、マイナールートであるため人も
そう通らないと、約5h確かに一人ともすれ違わなかった。途中の看板も、あ
まり無く、自分がどこにいるかの確認には、標高計が役にたった。

林道まで出ると、雨は上がっていた。夏の屋久島でよくあるパターン、上昇
気流で山の上だけ雨モード。ここで、ヤマヒル対策を、スパッツやカッパに
かなりのヒルが侵入。10~15匹/一人、私は幸いにも血を吸われていな
かったが、はばっち君は2,3箇所…。林道を歩くこと約1.5h(記録には、
ヒル退治に時間が20分程含まれている)、大川の滝へ到着、バス停へ行っ
てみてがっくり次のバスまで2h以上。一日、なんと二便。そして、究極は
携帯も通じない。タクシーが呼べないじゃんと。公衆電話も自販機も何も
無い、ヒッチハイクしようにも車もあまり来ない。また数台通ったが、いざと
なると止める勇気が無い。そこで少し休憩をし、しょうがなく炎天下の中、
暑い暑いアスファルトの上を歩くことに。頭はクラクラ、ふっ~。
30分程度歩いた時、まだ携帯は通じない。道端の横で工事中、何かなと
聞いてみると(正確には向うから話かけられた、こんな天気な中で歩いて
いる珍しい人がいると)、なんと、携帯(au)の中継基地だとか、もう少し早く
工事が終わっていれば…(悲)。

間もなく歩くと、オアシス(蕎麦屋)があった。急いで飛び込み、2日振りの
生麦とざるそばを注文、そうそうタクシーもやっと呼んで貰うことができた。
この生麦の味は忘れない、折角飲むならこのように美味い麦を今後も味
わいたいなと思った。但し、ざるそばも美味い、屋久島で~と思うかもしれ
ないが、ほんとに美味い!生き返った、ほんとにオアシスであった。タクシ
ーで尾之間へ移動、今日の宿はペンションに決定、民宿との違い畳の上
の布団かベッドの違い? 宿に着くなり、先ずは近くの温泉へ、ヌルヌルし
て海がどっと眺められ最高のひと時。宿に戻り、麦生を堪能し、その後
芋生を氷でしっかりと堪能。食事(夕食)がまた最高に美味かった、ご飯も
最高!(山の中では、レトルトご飯ばかり、それすら上手に炊けなかった、
ぶきっちょな二人が…)

下山しTVを見て驚いたのは、九州の雨の被害、死人も数人!ここで、思い
ついたままはばっち君に提案、明日のモッチョム岳止めて、ボランティアに
行ってみようか? 
ほんとに、単なる思い付きでしか無かったが、やってみたいとはばっち君も
心地良く賛同してくれた、非常に感激!

被災地のさつま町には、山仲間のエリアスさんもいる。早速メールを入れ、
何かすることは無いかと。
翌日、宿を5:30発、7:30の高速船、鹿児島に9:30着、さつま町(旧鶴田
町)へは12時頃到着、お手伝いの真似事だけ半日実施し(あまり役にたた
なかったかも)、温泉へドボンと浸かり深夜長崎へ。(23時頃諫早着)

でも被災地は、かなりのものであった。車が流れ、道路は壊れ、家が流され、
水に浸かった家財道具は使い物にならず、あちらこちらの道路端に所狭しと
積まれていた。
我々のしたことは、その中のほんの小さなことではあったが、心の充実感は
あった。(所詮、自己満足の世界かもしれないが…)

そういう訳でモッチョム岳は、残してあるので。また、屋久島に行く口実が
残った。(笑)目出度し目出度し、拙者みたいな我が侭な人間に付き合って
頂いたはばっち君には非常に感謝している、ありがとう☆

来年は、しっかりと岩場の訓練をつみ、アルプスデビューだ~♪  ー以上―


f0187402_22512165.jpg
f0187402_22522751.jpg
f0187402_22525193.jpg

[PR]
by yamabakanikki | 2008-09-17 20:49 | 九州の山 | Comments(0)
名前
URL
画像認証
削除用パスワード


身体が弱く、山に癒して貰っている山大好き『山馬鹿日記』です!


by yamabakanikki

プロフィールを見る
画像一覧

S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

カテゴリ

全体
本州&四国の山
「九州の山」一覧
九州の山
県内外(近くの)山
市内の山(丘)
雲仙山系
多良山系
その他(出張&雑)
釣り
未分類

最新のコメント

ねぇさん、お早う御座いま..
by yamabakanikki at 06:26
今晩は❗ あらあら~シ..
by otohime_22 at 19:05
ポンちゃんさん、こんばん..
by yamabakanikki at 17:46
風来坊さん、こんにちは。..
by yamabakanikki at 17:43
こんにちは、山馬鹿さん ..
by ポンちゃん at 16:48
こんにちは、山馬鹿さん。..
by 風来坊 at 14:45
風来坊さん、こんばんは☆..
by yamabakanikki at 20:49
ミラねぇさん、こんばんは..
by yamabakanikki at 20:45
おはようございます、山馬..
by 風来坊 at 03:00
今晩は❗ 早くも12月..
by ミラ at 19:05

【リンク先】

以前の記事

2017年 12月
2017年 11月
2017年 10月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
more...

お気に入りブログ

気まぐれ散歩
そうだ!山に登ろう
山が呼んでる
山に登ったよ

検索

最新の記事

17-12:岩戸山&原城跡[..
at 2017-12-10 09:21
17-12:烽火山(七面山&..
at 2017-12-02 21:02
17-11:岩戸山   
at 2017-11-26 09:21
17-11:干し柿    
at 2017-11-23 21:00
17-11:紅葉 ..
at 2017-11-12 19:41

記事ランキング

ブログジャンル

登山
家庭菜園

画像一覧